先祖のお墓の管理者が分からない


自分や両親の実家が遠方にあり、めったに帰ることはない。昔先祖代々の墓参りに行ったことはあるけど、あのお墓は一体誰が管理しているのだろう?というふうに思った方は一定数いるのではないでしょうか。

寺院や霊園など大きな墓地は、それぞれ宗教法人としての寺院や、地方自治体が管理者として明確ですが、集落の近くの小規模なものは共同墓地といって基本的には地域の共同体が管理・運営しています。

ちなみに、この共同墓地には2つの意味があり、
一つは、昔から使われている意味で、「同じコミュニティに住む人々が一か所に作る墓地」のことで、集落墓地や村墓地などとも呼ばれています。実際の管理は地域の住民や利用者が行っています。

もう一つは、「霊園や寺院が管理しており、血縁関係有無問わず皆が一緒に入る共同のお墓」のことを指し、永代供養が含まれる場合もあり昨今注目を集めています。ただし、こちらは個別のお墓ではないので故人を身近に感じにくいというデメリットがあります。

昔ながらの共同墓地で、先祖の墓参りにしばらく行ってない場合は、現在どなたが管理しているのかを確認する必要があります。過疎化が進んでしっかり管理されていないケースもあるかもしれませんので、その場合は地域の自治体や市区町村役場に相談しましょう。


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